MacでopenSUSEのLiveUSBを作成してMacでブートできるようにしたよ
とてつもなく久しぶりにブログを書きます
どうも、Tokinaです
さすがにブログは誰も見ていないとは思いますが、せっかくの残りの大学院生の生活でできるだけ多くのことを残していきたいと思います。
実は私は電気通信大学の学生で、本学にてopenSUSE.Asia Summit 2017が開催され、そこで学生ボランティアとしてお手伝いさせて頂きました。そちらについては別の記事として書きます!
そこでいろいろお話を聞くことができ、「openSUSEのカメレオンかわいい!」となったので、MacでopenSUSEを使ってみたいと思い、久しぶりに記事をかきかきしていているのです
(えっ、カメレオンじゃなくてヤモリなんですか。。。)
さて、本題に入りましょう。
アジェンダ
- アジェンダ
- openSUSEについて
- LiveUSB作成までの流れ
- 用意したUSBメモリ
- MacでブータブルUSBを作成する
- WindowsでブータブルUSBを作成する
- LiveUSBとブータブルUSBの違い
- ブータブルUSBを起動してLiveUSBを作成する
- openSUSEの起動
openSUSEについて
openSUSEは誰もがご存知(たぶん)と思います。知ってます?
簡単に説明しますと、世界的オープンソースなディストリビューションです。そこには多くのその思想に共感したディストリビューターたちがテクノロジーを高めあっています。詳しくは割愛しますが、ギーコ(Geeko)ちゃんが目印です。詳しくは日本のWikiを参照してください。Have a lot of fun ...
無料でインストールディスクとか配っていたので、それを今回は利用しました。
このLEAPというのは安定バージョン(いわゆるLTS)です。
あとTumbleweedtとはどんどんアップロードされているローリング版です(不安定っちゃ不安定、開発者向け)。
今回はこのLEAP 42.3を入れることにしました。
※裏面には熱い気持ちが書かれています
LiveUSB作成までの流れ
- ISOイメージを持ってくる
今回はもらったDVDディスクをImageBurnでばーんしました - ブータブルUSBを作る(意味は後述)
Windowsでもなんでもいいのですが、今回はMacだけでも完結できます - 何かしらのPCでブータブルUSBを起動し、LiveUSBにしたいUSBメモリに書き込む
これもなんでもいいのですが、Macでやりました - 起動確認
どこでも起動できるLiveUSBの完成です
用意したUSBメモリ
8Gあれば足りるよ!と聞いていたのですが、openSUSEの標準デスクトップのKDEを入れようとするとちょっと足りないので、できれば16GBより大きいものを推奨します
私は8GBより大きなUSBメモリはメイン使用の32GBのものしかもったいませんでしたw
あと、もしブータブルUSBメモリ(インストールするためのUSBメモリ)を作る人がいたら、その人はUSBメモリを二つ用意してください。
ブータブルディスクとかの人はLiveUSBに書き込むところまで飛ばしてください。
MacでブータブルUSBを作成する
この手順は超かんたんです。間違えると死にます。
間違えるとデータが消えます。
1.Macに接続されたUSBメモリを確認する
$ diskutil list
ここでブータブルUSBを作成したいUSBメモリを見つけます
2.半マウント状態にする
$ diskutil unmountDisk /disk/disk???
???はさっき見つけたUSBメモリです。普通disk2以降です。これで見えないのにマウントされた状態になります。
3.ddコマンドを使ってISOファイルを書き込む
$ dd if='path of your ISO file's directly' of=/dev/rdisk??? bs=4k
これで何も出ないですが、ちょっと待ちます。終わるとなんか出ます。
ちなみにddはすごいコピーのコマンドです。bsは書き込みサイズ指定してます。
終わったらエラーと怒られ、Finderさんにもエラーと怒られましたが、普通に引っこ抜きました。
これでブータブルUSBがたぶんできました
WindowsでブータブルUSBを作成する
これもいくつか試しました。 最近脆弱性が発表された気がするRufusをつかうのがやはり安定でしょう。ちなみに、他のLinux Live USB Creatorとかでは上手く行きませんでした。unetbootinはつかわないようにと警告されているそうですので、やめておくのが無難でしょう。FATですよ
LiveUSBとブータブルUSBの違い
いろいろ調べていて思いましたが、あんまり区別されていないので私自身よくわかっていません
どうやら
- LiveUSB➔PCからUSBメモリ本体をホストとして起動する
- ブータブルUSB➔OSイメージを入れたインストールディスクとして利用する
こんな認識で調べていくと、大体うまくいくことがわかりましたよ(超いまさら)
最後LiveUSBを作成したのは6年ほどまえにBackTrackのLiveUSBを作った以来ですから。。。新しくKaliさんのLiveUSBも作りたいです
ブータブルUSBを起動してLiveUSBを作成する
Macで起動する際にAltを長押ししてブートメディアを選択します
Bootcampを使ってる人は分かるかと思います
ここでinstallationを選択してそこそこ進みますと、パーティションの提案を行ってきます。ここで、デフォルトではMacのメインパーティション全てを上書きする設定になっているので、慎重にLiveUSBにする予定のUSBを選択する。パーティション設定の作成から選択できるはずです。
※上記の例はVirtualBoxでインストールするときのものです
あとは少し時間がかかりますがインストールを待つのみです。
openSUSEの起動
USBハブから起動出来ない場合もあるので、マシンに直接LiveUSBを挿入する必要があるかも。一瞬welcome to GRUB!と表示されたりされなかったりして起動します。
もしインストールの画面がでたらboot from hard diskを選択すればOKでした
可視化が面白いので皆さん試してみてください。
久しぶりに真面目に大した事ない記事を書きました。
書きたいことは色々在るのですが・・・
AWS関連のことやインターンについてまとめたいと思っています