Raspberry Pi Zero の起動に関する考察とその顛末
こんばんわ。
今回はラズパイゼロの起動までの手順などをメモしておこうと思います。
一昨日から時間が空いたので起動にチャレンジしたのですが、ここで試したのは以下の3つ。
①スターターキット付属のmicroSDカードからのブート
②Windows mbedded (Windows IoT Core)のブート
③NOOBSを利用してのOSインストール&ブート
Raspberry Pi×Windows 10を試したみたかったので、最初はこれに挑戦しました。
まぁ結論から言うとダメでしたけどね。
現在、Microsoftから提供されているのはラズパイ2向けのものだけで、SDカード書き込みまではできましたが、ブートはやはり無理でした。
こちらは研究室に落ちているラズパイ2で近々試してみたいと思います。
詳細はまた後日ね。
また、①が確実だと思ったのに、まったく動作しませんでした。このPreinstalledは嘘だったのか!
ここで、起動しないときのラズパイゼロのライトが点滅するときは「SDカードにブータブルなデータが書き込まれているが、ラズパイゼロにおいては起動できない」場合だとわかりました。
コレを調べるのに、イギリスのラズパイマガジン「MagPi」の#40を参照しましたが、書いてなかったのでリバースエンジニアリング的に後からわかりました。
ちなみにMagPiは読むだけならただです↓ ※20MB位あります
https://www.raspberrypi.org/magpi-issues/MagPi40.pdf
また、ライトが全く点灯しないときは「SDカードにブータブルなデータが書き込まれていない」場合のようです。
結局のところ③
まぁ、そういうわけで、結局③で起動しました。そこら辺にあったクラス4のSDカードで試したので、本格的に動かすならクラス10以上にしないと。
パソコン工房でクラス10のmicroSDカードが700円程度で入手可能です。
さて、OSインストールまで順を追っていきましょう。
まず、一番サイズの大きいOSデータを入手しましょう。
NOOBSを利用するので、以下からデータを入手します。
Download NOOBS for Raspberry Pi
LITEじゃないからね、間違えないように。
こいつをダウンロードしている間に一応SDカードの正式Formatterを入手します。
Windows標準のFormatterを利用するとOSインストール時にエラーが出る可能性が割りとあります。
ここで、NOOBSの使い方をおさらいしましょう。
NOOBSはSDカード上にデータを解凍し、起動するだけでOSインストールが可能です。
ラズパイは電源をさすだけで起動するので注意してください。また、起動前にHDMIを刺さないと画面出力はできません(たぶん)。
1.まずFormatterでフォーマットします
2.NOOBSのデータをSDの上にコピーします
3.HDMIを刺して起動
4.OS「Raspbian」を選択してインストール
5.インストール終了までにしばらくかかるので待ちます
さて、各種ダウンロードが終わってインストールできたら、次のような画面になるはずです。
まぁ、こうなるよね
とりあえず、raspi-configでenに直しました。
sudo raspi-cofig
I5
Locale
en UTF8
みたいな感じ。
これは後日無線LANドングルでネットにつないでから再挑戦してみます。
ケース組み立て
やっとケースの出番!もはや本体より高いケース。
ん~白いね。
どうやらビニールがついてたので、はがすとトップの画像みたくなります。
ナットは上で止めました。
PIMORONIのサイトを参考にすると良いでしょう。
https://shop.pimoroni.com/products/pibow-zero
しかし、こうしてみると可愛いですね。
ちゃんとGPIOの部分が空けてあり、キット付属のヨコ型とタテ型がすんなり入るようになってます。
もっと普及したらケース自作とかも挑戦したいかも。3Dプリンタあるし
ときな